TEAM36cycling'sBLOG[Road/CX/XC]

シクロクロスでライテクアップを目指しましょう

メンタル編!シクロのススメ10の理由(その3/全4回)

最近、シクロクロスを始める方が増えて来たように思います。自分も2020年から始めたので[最近始めた勢]の一人です。私はバイクコントロールスキルを身に着けたいと思い、シクロ競技を始めたのですが、1年間みっちり取り組んで見た経験から、「シクロクロスに興味がある方」向けに、シクロクロスをおススメする理由をご紹介します。

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Photo by Takashi.Saito

 


 

で、いきなり10個羅列すると分量が凄いことになりそうなので、カテゴリーに毎に分けてご紹介します。


 

今回は[メンタル]面についてお話します。

 

 

 

[メンタル]ってまた広い定義ですが、言い換えれば、「シクロなんか楽しいなー、続けて取り組みたいなー」と思わせるようなこと、「モチベーション維持につながる」という感じで見てもらえるとわかりやすいと思います。

 

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メンタル

いろんなことを考える癖が付く

テクニック編でも触れましたが、シクロ競技では多種多様なコースレイアウトと路面状況を踏まえる必要があるので、とてもたくさんのことに迅速に対処していかなければなりません。「いろんなことを考える癖が付く」というのは、ちょっと対象範囲が広い言い方になっていますが、本ブログテーマに即していえば、バイクコントロールについて考える癖が付くということ。

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レースに向けた練習、レース本番当日、レース後の振り返り、と訪れるシーンはロードレースでも同じかと思いますが、ロードレースの場合は、バイクのコントロールがメインというよりは、「脚力面」であったあり、「他者やレース全体との駆け引き」という面が表に来ると思います。

メンタルというジャンルに入れるのはちょっと違和感があるかも知れませんが、ライディングテクニックを向上させていくという点においては、頭の中でトコトン考えるという習慣が付くように思います。

始めたばかりだと出来ないことばかりで本当に何をどうすればいいのか分かりません。

自分もはじめはそうでした。涸沼でも稲城でも「フロントタイヤが滑る」イメージしか無かったんですよね。でも、シクロ仲間って不思議なもので、とても親身になっていろいろ教えてくれるんです。ライバルなんだけど、このフィールドに辿り着いた仲間、みたいな感覚があるように思います。

いろんな繋がりが得られるのも、シクロが好きになったり楽しいと思って続けられる要因なのかも知れませんね。今度うまい人の走りを見たりコツを聞いたりしてみよう。

AJOCCのランキングが励みになる

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個人的に「シクロ競技がとても面白い」と感じている理由に、[AJOCCのランキング]があります。参考までに20-21シーズンカテゴリー4の全国ランキングページをご紹介します。
ランキング | AJOCC 一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会

 このランキングは、AJOCCのレースにエントリーすると自動的に記録されていくもので、カテゴリー別に自分がエントリーしたレースが属しているエリア毎([関東]とか[東海])のランキングを見れますし、同一カテゴリー内の全国ランキングを見ることができます。もちろん出走したレース毎のリザルトもしっかり掲載されるので、レース単体もシーズン全体でも、過去の記録も、いろいろ振り返ることができます。

ロードレースでもランキング制度を導入しているところがありますが、各主催団体に閉じたものが中心かと思います(JBCFなど実業団系を除く)。シクロでは初心者であっても一度レースに出るとAJOCCからIDが振られるので、そのIDで自分の記録が管理される。レースに出るたびに順位に応じたポイントが付与されるので、頑張った結果を眺めるもよし、ライバルの過去の戦い方を研究するもよし。

エリア毎や全日本の中でシクロの順位が客観的に見ることができるという仕組みは、頑張れば頑張るだけ、数値としても積みあがって来るので、「続けて出たいな」と思わせてくれる、楽しい&素晴らしい仕組みだと思います。

AJOCCってなんて読むんですか?えーじぇーおーしーしー?

AJOCCは"アジョック"と読むようです!

 

レースの応援がとても励みになる

シクロクロスは出走しても楽しいですが、応援するのもまた楽しいのです。

シクロのコースは周回コースなのですが、限られたエリアの中で距離を確保することやテクニカルセクションを設置するということもあり、エリア内をせわしくなく行ったり来たりするようなコースレイアウトになります。

 

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'20-21シーズン@茨城シクロ取手Sgateコースレイアウト

 

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'20-21シーズン@幕張クロスコースレイアウト

このため、応援する側からすると、「目の前を通り過ぎた選手が、コーナーを回ってまた戻ってきて」というように、自分の前を何度も通過したり、コースを横断しながら選手を追いかけることも出来るのです。

逆をいうと、応援される側は、「さっき声援もらったのに、また違うところで応援してくれる」みたいな面白体験を得ることができるので、「頑張ろう!」「休めないぞ!」となり、辛楽しいことになるわけですね。

また、シクロレース会場では[カテゴリーO]と呼ばれるコアはファンがいらっしゃるようです。そう、[O=応援]。知り合いじゃなくても、力いっぱい応援してくれる。毎周回、ゼッケンとかチーム名とか叫んで繰れる。そんな競技が面白くないはず、ないですよね。

 

 


最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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